時代物や歴史小説でお馴染みの歴史上の人物や著名人の「ゆかりの地」を訪ねる旅。そのガイドブック的サイトとして・・・。


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2005年08月22日

維新の志士たちの眠る地(京都霊山護国神社)

京都霊山護国神社。坂本龍馬の墓を護っているとして有名だが、龍馬だけでなく、ここには数多くの維新の志士たちが眠っている。中岡慎太郎、桂小五郎(木戸孝允)、蛤御門の変(禁門の変)で散った久坂玄瑞(儀助)、来島又兵衛といった長州藩の志士たち。その護国神社まで歩いてみよう。
京阪電車「四条」駅を下車し、地上に出るとそこは、四条通りと川端通の交差点である。阪急電車「河原町」駅からも徒歩3分ほどとそう離れていない。
その四条川端の交差点に立ち、四条大橋を背にし、南座を右手に見ながらまっすぐ進んでいく。京漬物「西利」を過ぎ、宇治茶の「祇園辻利」を前を通過。土日ならば、その辻利の前で、長い列に出食わすだろう。辻利がやっている喫茶「茶寮都路里」で、「特選都路里パフェ」を食べるために並んでいる観光客たちの列だ。ほどなく四条花見の交差点である。北東角にあぶらとり紙の「よーじや」、南東角に赤い土塀のお茶屋「一力(いちりき)」なので、この交差点はすぐに判る。このまま、まっすぐ進むと八坂神社の正面に突き当たるが、ここは、祇園の雰囲気を味わうために、右に曲がってみよう。花見小路通りだ。歴史的景観地区に指定されており、情緒ある風景に「京都に来たなあ。」という実感がわいてくるだろう。
3,4分歩くと花見小路通りは、日本最古の禅寺「建仁寺」の北門に突き当たる。京都に訪れたときの見どころの一つだ。この建仁寺北門の前で道が左に折れているので、道なりに左に折れて進むことにする。途中、安井金毘羅宮への入り口につながる小道があったりするが、信号のある箇所までくれば、ここは東大路通りだ。東大路通りは南北に走っている。この東大路通りの交差点から右に進路をとり、一つめの信号のある交差点にくれば、左を見てみよう。石造りの大きな鳥居が目印だ。この鳥居をくぐり坂を登って歩いていくと突き当たりが冒頭の京都霊山護国神社だ。護国神社に辿りつくまでにも、高台寺円徳院と言った豊臣秀吉や妻「ねね(北政所)」といったゆかりの地がある。この辺りはちょっと進路を変えるだけで、八坂の塔も清水寺もすぐのところである。そのため、観光客が気楽に立ち寄れるお店も多く、客待ちの人力車なども数台列を作って待機している。格好のデートコースでもあるためか、歴史ファンやウォーキング愛好家達だけでなく、若いカップルが非常に多い。


人力ヤ.jpg
話がそれてしまった。元に戻って護国神社を目指そう。高台寺を過ぎたぐらいから、その道は「維新の道」と呼んでいるようだ。その道、右側に翠紅館跡がある。そこに書かれている京都市による説明文を読んでみる。土佐藩の武市半平太、長州藩の井上聞多、久坂玄瑞、桂小五郎、久留米藩の真木和泉ら、各藩の代表者らが、攘夷の具体的方法を検討した世に「翠紅館会議」と呼ばれた会合が行われた場所であることが解説されていた。もう、そこから2,3分進むと目的地の京都霊山護国神社である。護国神社に入ると、ここに坂本龍馬の墓があるということはすぐに判る。コイン式の改札機に300円を入れて進めばようやく龍馬ら維新の志士たちが眠るお墓があるエリアである。


龍馬 慎太郎.jpg
龍馬の墓はともに暗殺された中岡慎太郎の墓と並んでいる。左側が龍馬、右側が慎太郎だ。お参りされる方も多いのだろう。墓前にはまだ新しいお酒、食べ物がお供えされており、お線香からはゆっくりと煙が立ち上っていた。この龍馬、慎太郎の墓所から振り返ると京都を一望することができる。眼下には八坂の塔。二人はここで静かに眠っているのだろう。
ここから少しあがったところが、長州藩の志士たちの眠る墓所であり、ここに蛤御門の変で散った久坂儀助(久坂玄瑞)、来島又兵衛などの墓があり、そこからまた進むと、桂小五郎(木戸孝允)の墓である。その隣には妻、幾松の墓もあり、小五郎と幾松のロマンスについても触れることができる。


画像小五郎幾松墓所.jpg





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2005年08月18日

夏の潜水橋(和歌山富田川)

前回、書かせていただいたとおり、熊野古道の入り口近くに住む祖母宅に夏の休暇を兼ねて行ってきた。地名でいうと和歌山県西牟婁郡上富田町というところだ。観光で行った訳ではないので、熊野古道に触れる旅ということにはならなかったが、それはそれで、リラックスできた良い時間であった。子供のころ、従兄弟とともによく泳ぎにいった富田川へも、子供をつれて川遊びに行けたのは懐かしい気分にさせてくれた。
川遊びの場所は、畑山橋という潜水橋(川の増水時にも流されないように設計された手すりの無い橋)の架かる付近で、稲葉根王子跡というところからからそう遠くない。
ただ、以前より随分、水量が少なくなっており、足首からふくらはぎのところぐらいまでしか水位がなかった。話に聞くと、ここ近年ではずっと水量が少ないようだ。そこに潜水橋が架かっているのは、時の流れを感じてしまう。
水量については、私には残念だったが、3歳の私の子供にはちょうど良かったようだ。
叔父にその話をすると、鮎川というところまで行けば、まだまだ水量もあり、今度来た時はそこまで行けばいいよ。ということであった。そこからは鮎川王子跡や住吉神社が近く、川遊びのついでの散歩ででも足を延ばせそうだ。






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2005年08月08日

帰省 〜世界遺産の入り口まで〜

お盆を迎えるこの時期、帰省される方も多いだろう。数年前と比べ、帰省の時期も分散傾向にあり、混雑は多少緩和されてきているとは言え、往復の移動は疲れるものだ。皆さんも、事故などを起こさぬよう気をつけて帰省されたい。
私のほうはと言えば、現在住んでいる京都の宇治市を出発し、両親の住んでいる大阪の堺市、そして祖母がお世話になっている叔母の家(和歌山県の西牟婁郡)という経路を辿って帰省になる。堺の両親宅には車で二時間程度ということもあり年に2〜3回は帰っているが、祖母のところとなると3年ぶりである。前回はまだ1歳にならないひ孫を始めて連れて行ったのだが、今回はその成長ぶりを喜んでくれるであろう。
祖母宅は世界遺産に認定された熊野古道の入り口にあたる中辺路町まで、車で15分程度の自然の残ったいい所である。以前の記事で熊野の写真家・楠本弘児さんについて書かせていただいたのも、この辺りが非常にいいところであるという実感を以前からもっていたために、その作品に出会い、強い感銘を受けたのだろうと思っている。
世界遺産に認定されて多少は訪れる人は増えているのだろうか?あまりに訪れる人が増えすぎるのも、遺産として残していくという観点からはどうかとは思うが、この地が長く日本の歴史を見てきたのだろうと思うと、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思うのは矛盾してしまうことだが、仕方のないことだとご理解いただきたい。
この帰省の時に、熊野古道にまつわるエピソードなどを拾ってくることができればとは思っているが、おそらく、子供との時間、祖母との時間で手一杯であろう。
それは、またの機会にとっておこう。




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2005年08月02日

写真家:楠本弘児さん

今回は一人の写真家を紹介したい。
楠本弘児さんという写真家をご存知だろうか?「熊野」の写真家の第一人者である。熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」は、昨年、世界遺産リストに登録されたところなので、「熊野古道」については皆さんの記憶にも馴染みがあると思う。皆さんが、熊野の写真を目にする機会があれば、(特にポスターなど公式写真で)、それは楠本弘児さんの写真である可能性は高い。
以下に、楠本弘児さんの写真集を紹介しておくが、書店などでごらんになられる機会があれば、一度手にとって、中をご覧になって見ていただきたい。
その写真にきっと、息を飲むはずだ。

WEB上でも楠本さんの作品の素晴らしさに触れることができるサイトがあったので、そちらのほうも訪ねてみられたい。

楠本弘児フォトライブラリー


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