時代物や歴史小説でお馴染みの歴史上の人物や著名人の「ゆかりの地」を訪ねる旅。そのガイドブック的サイトとして・・・。


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2005年03月15日

目標を持てるか。

時折、このサイトの管理人である私の関心事により、当サイトの内容と離れることを書くことがあるがお許しいただきたい。アメリカの家庭教育学者ドロシー・ロー・ノルト女史の書籍が売れに売れている。この理由はもちろん、皇太子様がご自身の誕生日のご会見で紹介されたことによるものだ。皇太子さまはノルト女史の詩の次の一節を紹介された。

「批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる。」
「殴られて大きくなった子どもは 力にたよることをおぼえる。」
・・・略・・・
「しかし 激励をうけた子どもは自信をおぼえる。」

子どもが育つ魔法の言葉
ドロシー・ロー ノルト レイチャル ハリス Dorothy Law Nolte Rachel Harris 石井 千春

PHP研究所



最近の少年犯罪は耳を疑うものが本当に多い。その要因のひとつには、人生に目標が定まっていないがために気質が刹那的になっていることにあるのでは。と私は思っている。当人は自覚していないかもしれないが、「自分は何をしたらいいんだろう?」「何のために生まれてきたんだろう。」というような潜在意識の中にある気持ちが、短絡的思考へ向かわせがちとなり、中にはニュースで報道されるような極端な事件を起こすことにも繋がっているのかもしれない。

ドロシー女子の「激励をうけた子供は自信を覚える」という一節は、デール・カーネギー(人間関係研究の先駆者)がいう「重要感」に通ずるものだ。
(カーネギーの「人を動かす」は、あらゆる自己啓発本の原点となる本で、1936年の発表以来、全世界で1,500万部以上売り上げ、今もなお、売れ続けている。聖書に次ぐベストセラーだった時期も・・・)

人を動かす 新装版
デール カーネギー Dale Carnegie

創元社



自らを重要な人間と思えることは、人間にとって大切なことである。
そして、そう思えるためには、自信を覚えることが大切である。
自信は、目の前にある課題を乗り越えることを助けてくれる。課題を乗り越えたなら、より自信が大きくなるであろう。「自分はできるんだ。」という・・・。
また、その繰り返しは、目標を持ちその目標に対して努力をしようという意欲を育むだろう。目標を持つことができ、それに向かっている時、人間は「満たされた気持ち」を持つことができる。それは、達成したい目標を追い求める環境に身をおくことができるという充実感であろう。
また目標を達成できた時、自分はよくがんばった。自分はスゴイと思えるだろう。これは重要感に繋がるであろう。

私は子供ができる前から、「子供ができたら、『大きくなったら、何になりたい?』と問いかけてやろう。そしてそれを忘れずにいよう。」という思いを持っていた。それは、上述の流れになるが、人生に目標を持たせてやりたいという気持ちからだ。
そして、今、子供(女の子)は3歳である。もうそろそろ、そういう問いかけをし始めようと思う。もっとも、今、彼女から返ってくる答えは、テレビのキャラクターだったりするのであろうが、成長の過程で何かを見つけてくれるであろう。
とにかく、シラケるということを覚える年齢になるまえにそうしたい。ソニーの創業者、井深大氏は熱心な教育論者であり、その著書において、人生は三歳までにつくられるので、その頃の親の子供への接し方が大切であると論じておられるが、まったくそのとおりだと思う。

幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!
井深 大

サンマーク出版



そして、自分は何になりたいか?どういう人間になりたいか?ということが、本当に考えられる年齢になった頃には、そういうことも真剣に語りあえたらと思っている。
村上龍氏の「13歳のハローワーク」がベストセラーになったように、すごく大事なことだと思っているし、同じような気持ちをもった親御さんも、増えてきているのでは?と思う。

13歳のハローワーク
村上 龍

幻冬舎



もうしばらく文章を続けるが、スポーツ界で活躍している人に目を向けてほしい。たとえばイチロー選手。宮里藍選手。彼らは、自分の目標が人生の早い時期でしっかりと定まっている人達だ。特にイチロー選手などは、書籍が多数出版されており、それらを読めば、目標を持った人生のすばらしさというものが、本当に実感できる。イチロー選手のファンでない人も、読んで見て共感できる部分は沢山あるだろう。

イチロー革命―日本人メジャー・リーガーとベースボール新時代
ロバート ホワイティング Robert Whiting 松井 みどり

早川書房



最後に、当サイトの主旨と関連付けて締めくくりたい。古来、日本には、元服というしきたりがあった。元服式を終えると、もう一人前の大人である。源義経は15歳で元服したというし、時代や地域によっては、10歳で元服ということもあった。早く大人として扱われるがゆえに、人生の目標も早く定まっていただろう。
義経は、平家を打倒し源氏の再興させるという目的を牛若丸の名の頃から持っていたというし、織田信長もうつけと呼ばれた若かりし頃には、もう何かを持っていたのかもしれない。それが天下布武の意思表示に通じているだろう。坂本竜馬にしてもしかり、勝海舟と出会うまではそうではなかったのかもしれないが、勝海舟との出会いにより、人生の大きな目標を持てたのだろう。




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あなたが好きな歴史上の人物は。
そのゆかりの地を巡るのもいいものです。
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posted by habo at 11:27| ▼コラム(思いの外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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